マジラブスターリッシュツアーズ ダブルアンコールの話
今回こそは長文を書くまいと心に決めてたんですよ。
でもね、ダメだった。ダブルアンコールを見た瞬間に、私の中の全てが肯定されたような気分になってしまった。
翔くんが泣いてて、耳馴染みあるイントロが流れ始めてから、体温が一気に上がる感覚になった。熱くて、苦しくなって、前が見えなくなった。
嘘でしょ、馬鹿じゃないの。
真っ先に思ったのはそんな最悪な感想。
そして間違いなく、私はこのために生きているんだと実感した。
マジラブスターリッシュツアーズの公開から2週目に入る時、ダブルアンコールの存在が知らされた。正直キングダムのイメージでいたから、ルレのセリフが増えるのかな〜程度にしか思っていなかった。
謝れ、マジで。
そんなもんで済まされるわけがないだろ。何年うたプリにいるんだ、お前は。学ばない奴め。
このコンテンツが非常に愛に溢れた場所であることを、こういうことがあるたびに実感してしまう。
ツアーズの公開自体も、私からしたら夢のような話だった。だけどその大きな会場に立つ彼らはちゃんと存在して、彼らを支える私たちもちゃんとそこにいて、互いを思い合っているのがとても伝わってきた。
単独ライブのスタリちゃん、はしゃぎすぎじゃない?
もちろんこれまでのキングダムでも十分格好良くて最高だったんだけど、今回のは正直比じゃない。自分たちのファンしかいない空間だと、この人たちはこんなはしゃぎ方をするんだ…
知っているはずなのに、そこには知らないみんながいた。
それぞれのソロの後ろにメンバーがいるなんて、誰が想像した?
そういうのはさ、オタクが酒を煽りながらする妄想だったじゃない。まさか本当に形になるなんて。
この人たちは私たちのことをなんでもお見通しなんだな、と感じた。
それぞれのソロのこと、ユニットのことを語り出したらキリがないので、大人しくダブルアンコールの話をしたいんだけど、したい割に記憶がないんですよ。
私たちが、大袈裟ではなく何万回も聞いてきたあの歌を、大人になった彼らが慣れた様子で歌って踊っていた(たぶん)
アイドルが始まりの歌を大切にすることは、本当にファンのためでしかないと思う。もっともっと新しい音楽に挑戦していきたいはずで、実際そんな格好良い姿を惜しみなく見せてくれたのに、更に自分たちの原点はここだと教えてくれる。
自分と彼らの、あの頃から大きく変わったこと。何も変わらなかったこと。ぼやけた視界でふわふわと思い返していた。それこそアニメのエンディングみたいに、場面が切り取って想起されるような不思議な感覚だった。
これが…ハッピーパルス………???
いつまでも成長を見せてくれて、成長を誇るみんなが本当に格好良い。
一緒にいられる限り一緒にいたい。そう思えるものに出会えたことが、私は本当に幸せだ。
あの時、一緒に彼らを追いかけていたあの子を絶対に誘おうと決めた。こんな格好良くなったんだよって分かち合いたい。
あの頃のように学校が終わったらCDを買いに行って、カラオケに入り浸るようなことはできなくなってしまったけど、きっとそれなりにちゃんとした大人になっているはず。
今だから感じられることがきっと多くあると思うから。
そんなことを考えてたらもっともっと泣けてきてしまって、結果的に何も見られずに終わってしまった気がする。
やっぱり会いたい時に会えるってすごく幸せだ。私の心の健康のために、どうかロングランになってくれますように。
ST☆RISHへ、愛を込めて。