全人類に帝ナギの素晴らしさが伝わっていない件について

 

 

帝ナギというアイドルをご存知だろうか。

レイジングエンターテインメント所属アイドルグループ、HE★VENSのメンバー、グループ内最年少で宇宙一キュートなルックスと歌声と才能を持ち合わせた、天才的アイドルである。

 

ここまではステータスとして知っている人も多かろう。

 

が、

 

帝ナギのこと、ただ可愛いだけのアイドルだと思ってない??

 

っはーーーーー!!!足りない!足りないよ!!帝ナギの素晴らしさを未履修の人類が多すぎる!!(大の字)

 

 

今日は他ジャンルを含め、それなりのドルオタ歴の私が全力でアイドル帝ナギの魅力についてお伝えしたいと思う。これを読み終わったあと、みんな帝ナギに軍配を上げているようにできたら嬉しい。

 

 

前提としてお伝えしておかなければならないことがいくつかある。

 

ひとつめは、私がうたプリ界隈において帝ナギ最推しではないということ。他の記事をみてもらえばわかるが、私は神宮寺レンくんに対してくそ重感情をこじらせている。故にところどころ神宮寺レンくんの話がでてきてしまうこともあるかと思うが、帝ナギ強火オタのみなさまには、そこをご了承いただきたい。

というか、プリンスたちについては18人全員推しみたいなところがある。18人分論文書いて国に提出したらもっとコンテンツ増えますか?

 

ふたつめは、これを読むにあたって、帝ナギが天才であるということを頭に叩き込んでおいてほしい。というのも、まだまだ彼のことについては情報が少ないため、書き記すに彼の天才っぷりにどうしても甘えてしまうところがあると思う。裏でめちゃくちゃ努力とかしてると思うけど、まだ情報が足りないんだ。たすけてブロッコリー

事実彼は本当に天才だな、すげぇなって思うことが多くて、それについてもたくさん記していきたいと思う。

 

 

さて、ではまずは帝ナギの公式プロフィールを見ていこう。

 

帝ナギ

出身地:石川県

誕生日:1月7日

身長:158cm

体重:45kg

星座:山羊座

血液型:A型

趣味:パズル

 

『天才的な頭脳を持ち合わせており、頭が良すぎるあまり、人生がつまらなく感じていたが、アイドル=人の心を虜にする仕事というところに惹かれアイドル活動をしている』

 

 

ンンンンンンンンギャワイイ.........

プロフィールを見ただけで興奮するのはオタクの悪いところだ。まだ読者を洗脳しきってないのにここで奇声をあげるのは早すぎるな。申し訳ない。

 

でも、え、ちょっとちゃんと見て?プロフィールの端から端まで愛しくない?158cm、45kg、女子じゃん。出身は石川……めちゃかわいい…校外学習で兼六園とかいくの…?福井で恐竜の化石掘りとかやった…?趣味のパズルからして頭の良さがチラチラ見え隠れしているな…?ルービックキューブのパターン覚えてそうだし、ナンプレとかは東京-大阪間の新幹線のなかで何パターンか完成させてそう。ちなみに得意楽器はヴィオラ。育ちの良さ見える〜〜しゅき…

 先ほどから天才やら頭良いやらいっているが、これはちゃんとした公式の情報であるということが見て取れるだろう。そう、帝ナギは天才(公式)(かわいい)。

 

年齢については最新のHE★VENSホームページでは公表されていないが、2000%(2013年)のときには13歳と記載がある。

 

13歳…………(考える人のポーズ)

 

ショタコンではないが、この時点で色々とこみ上げてくるものがある。あまりにも将来有望すぎてしまっていて、これだけで泣きそうになってくる。帝ナギ、ピーターパンでいてほしいけど、ほしくない。つらい。

 私は神宮寺レンくんについては2019年に26歳であることを前提に推しているが、帝ナギについては一切そういったことを考えたくない。帝ナギ(13)という存在にめちゃくちゃ夢を見ている。13歳だからこそ、18歳の帝ナギや20歳の帝ナギについて考えるのが最高にたのしい。2019年は何歳なんだろうって数えた人、今すぐ自首して。

 

 

とにかく、13歳でこの完成度であることを理解してほしい。自分が13歳のときは何をしていただろう。中学生になったばかりで、まだ放課後は木に登っていたと思うし、校内カーストは息苦しかったし、世の中に文句ばかりたれていた。そして思春期に入るとても面倒な時期だった。

なのに、帝ナギはこの完成度である。この時期からすでに彼が頭が良すぎるせいで人生がつまらないと感じてしまっていることが、やるせなくなってくる。

でも今時の子らしくSNSは一通りやってそうだし、盛れるまで何枚もセルフィー撮るし、タピオカも飲むし、好きなディ●ニー映画はズートピアって言いそうなところがとっても可愛い。Dハロでニックのコスプレして…( ここまで100%妄想)

 

 

プロフィールを見たところで、ここからはアイドルとして、人としての帝ナギについて語っていきたい。最新のソースが王国なので、王国に関する情報が多くなるが、ぜひ次に帰国する際に帝ナギを眺めるための参考にでもしていただきたい。

 

先ほどの公式プロフィールにもあったが、帝ナギはアイドルは人の心を虜にする仕事だと思っている。これは、「歌でみんなを幸せにしたい」という考えが主流なプリンス界隈においては、異質だ。

身近にアイドルが好きな人がいたのか、もしくはナギが好きなアイドルがいたのか、それについては明らかになっていないが、ナギが勉学ではなく“人の心”に興味を持てるきっかけになったのがアイドルという仕事なんだと思う。

 

公式の“頭がいい”にはいろんな意味が込められていると思う。学業はもちろん、きっと人間関係においてもナギは聡く、なんでも思い通りになってきたんだろう。その頭の良さやルックスから甘やかしてくれる人ばかりだったのかもしれない。

13歳にして人生がつまらないなんて感想を抱けるのは贅沢な悩みだとつい思ってしまうが、ナギにとっては本当に張り合いのない人生だったんだと思う。これから先なんでも思い通りにいってしまう未来が、辛かったんだろう。

 

だが、これは普段のナギを見ていて思うことなのだが、察するに、今まで身近に本音で話せる人間がいなかったのではないだろうか。

ナギのツンデレが発動されるときは、決まって本当は何か伝えたいことがあるときで、言葉が出てくるまでに時間がかかってしまうことが多い。(かわいい)

賢いからこそ、本心で言いたいことがあるときにそのまま口に出すことができなくて、一度頭でどういう風に言おうか考えて考えて、考えすぎてしまってツンデレが発動してしまう。だとしたらめちゃ愛しくない??

これまでの人間関係は頭が良すぎるが故に無意識に本心を閉じ込めていい子を演じてきてしまったのではないだろうか。周りがナギに対してどんな反応を求めているか、どんなナギが必要とされているかもナギは瞬時に悟ってしまうし、それを演じることが一番円滑で相手にも喜んでもらえることだと分かっていると思う。

もしかしたら両親でさえも、ナギの本当の気持ちをあまり知らないのかもしれない。周りとのレベルの差を感じて、子供らしくない自分に多少なりとも苦しくなってしまったかもしれない。くっ、はやくナギルートやらせてくれ…!

 

きっとナギの心は、傷つかないようにと先回りできる聡さのおかげで、人一倍純粋だと思う。ナギの言葉の端に面倒見のいい部分が見て取れるのはそのおかげのような気がする。

思い通りにいかないと苛つくことも多いし、シオンがくっついてくると口では迷惑そうにするが態度ではそうでもないし、那月に対して距離感を間違えてしまったりと、子供っぽい部分も多く見られて、今が本当に素直でいられる場所であってほしいと願うばかりだ。

 

その頭の良さなら、人間関係にも飽きてしまって自分の殻に閉じこもってしまってもよさそうなものなのに、そうなることが自分のためにならないということも聡いナギは気づいてしまっていたんだろう。

考えれば考えるほど、彼の才能がいかに非凡かを感じてしまう。

 

そんなナギが刺激を求めた先が“人の心を虜にする仕事”であるアイドル。人生を悟ってしまっているナギが唯一やってみたいと思えた、不特定多数の人の心を虜にするということ。ある意味、実力試しのような感覚だったのかもしれない。

HE★VENSに加入した経緯はまだ詳しくはわからないが、アイドルになってからも彼の才能は圧倒的だったと思う。きっと考えずともどうすれば人に好かれるかなどナギはとっくに気づいているし、自分の求められているキャラクターについても十分に理解できている。

それでも飽きずにナギがアイドルを続けられているのは、やはり仲間であり家族であるHE★VENSのおかげだろう。

ここまで才能と魅力に溢れる人たちに囲まれたのは、ナギは初めてだったと思う。きっとたくさん嫉妬して、悔しくて、もっともっといろんな人に帝ナギの虜になって欲しくて、たくさんの努力をしたのだろう。

 

そして応援してくれるエンジェルたちが、ナギにアイドルでいることの楽しさを教えてくれている。

そこで初めて帝ナギは、努力して認められるということを経験する。そして認められるだけでなく、ナギにとってエンジェルは大切なものに変わって行く。その感謝を伝えたい。

彼のプロ意識の高さは、仲間やエンジェルたちがいてこそ。

 

更にプロ意識という面に関して言うと、アイドル帝ナギという存在を、ナギ自身がよく理解している。“宇宙一キュートなアイドル帝ナギ”を世間に売り出すためのセルフプロデュースが最高にうまい。キューティーナギと呼ばれる可愛いルックスを生かしたあざとい小悪魔系キャラ。こういうアイドルは世間から冷たい目を向けられてもおかしくないのだが、ナギは素である賢くて面倒見の良い部分も隠さずファンに見せることも多く、その割合とセンスが絶妙で、天才的だと毎回感じる。

 

そして何より、宇宙一キュートなアイドルでいることに一切の無理をしていないというところに安心感を覚える。

私が好きだったアイドルの中には無理をしてキャラクターを作って、それがつらくなって辞めてしまった子もいるから、キャラクターの強い子を応援するのは気が引けていたのだけれど、帝ナギに関してはその心配が一切ない。

なんてったって、帝ナギは本当に自分が宇宙一キュートだと思っている。そのキュートさというのは見た目だけでなく、中身を知ってもらってこそ成り立つものだということもナギは分かっている。故に、設定だけが一人歩きすることもない。

こういうスタンスは本当に現代っ子ぽいなと感じる部分で、ありのままの自分を見せることにためらいなくできているのも、天性のアイドル気質なのだと思う。

楽しそうにアイドルをやってくれていることがファンにとって一番の安心感であることも、ナギはわかってくれているのだろう。

 

 

そして私が帝ナギ(13)に対してなぜ夢を見ているのかというと、13歳というステータスは、アイドル帝ナギにとってひとつの武器だからだ。

ナギは変に大人ぶることなく、歳を重ねるごとに今しか見られない帝ナギを作り上げていってくれそうな気がしている。それは進化や退化といったものではなく、新しく生まれ変わるといった感覚が近い。その瞬間の帝ナギがみんなに愛されるためのセルフプロデュースをして、そして歳を重ねて需要が変われば、新しく作り直す。その才能がアイドルとして本当に理想だと思う。

だから私は13歳の帝ナギがこれからどんどん生まれ変わっていくのがすごく楽しみだし、だからこそ今この瞬間の13歳の帝ナギを余すことなく愛したい。

 

 

 

 

ねぇそろそろ何人か軍配あげてくれた????

オタクの考察力の限界きてるよ。

 

帝ナギのアイドルとしてのポテンシャルの高さをご紹介するには、やはり王国が一番伝わりやすいかと思う。帝ナギにフォーカスした見所をご紹介しよう。

 

まず、GIRA×2 SEVEN。

かわいいお手手で目を隠すな〜〜〜うそ〜〜〜隠して〜〜〜!!!

この曲嫌いなオタクいるの??帝ナギパートがくるたびにペンラギラギラする準備するでしょ。『ハートよ燃えちゃえ』の部分の振り付け可愛すぎません…???あそこバックサウンドがドラムとピアノのシンプルな音だけでナギの声があのドームに響き渡ってるのを思うと、現場のオタク全員にプロレス技キメたいぐらいは嫉妬してしまう。ギラギラの一番盛り上がる部分を牽引するナギちゃん、本当にカリスマ。だいしゅき。

 

愛を捧げよ〜The secret Shangri-la-〜

な、な、なんだよこの曲〜〜〜〜!!!!HE★VENSの曲はオタクの趣味集めたような曲ばっかりなの本当ずるい。愛を捧げよってみんなが言っていくあたりのピアノ弾く人になりたい。私元ハロオタでもあるので、YOKO先生感満載のこの振りがとくに刺さる。

この曲、ナギちゃんの小悪魔モードが全開で映るたびに嗚咽がでる。

マイクを握っているナギちゃん、『この世の全てを奪って』のあたりで左下に腕を振るナギちゃん、お前、俺と言うナギちゃん、綺羅と愛を捧げるナギちゃん……あげだしたらきりがない。

しかもこのラストの衣装、全グループ通してナギちゃんだけ足首が出てる。

だからより少年っぽさのあるなんとも言えない未熟な色香が出ていて、本当に本当に刺さる。

 

美味しそうな足首して〜〜〜〜も〜〜〜〜〜!!!

現地でこの足首に気づいた私のパニック具合は本当にキモかったと思う。

 

そして、Colorfully⭐︎Spark

毎回トロメラで神宮寺レンくんが愛しくて泣いてるところから急にはじまるので、気持ちの切り替えが世界で一番忙しい。初手のキュンキュン、一緒に言えた試しがない。

ここでの帝ナギポイントは、シオンが「不安よりも今勇気で唱えたい」って歌ってるとき、翔ちゃんとナギちゃんが後ろ向きに下がっていくところがあるのだが、そこでキューティーナギは首を左右に可愛く振っている。あざとポイント500万点。隣の翔ちゃんとぜひ比べてほしい。ぴょこぴょこしてて本当にくぁわいい。

この曲はナギちゃんが必死になる姿を見られた曲でもあるので、一緒に頑張ってくれた翔ちゃんとシオンにスタンディングオベーション。本当ありがとう。

 

あと、これは本当にどうでもいい私得情報だが、アンコールで神宮寺レンくんと帝ナギが並んでいるシーンがある。二人の体格差と配色のコントラストがとっても可愛いから見て。お願い。あと神宮寺レンくんは早く帝ナギのことなんて呼んでるか教えて。

 

 

そして最初のMC部分で私がナギらしくて好きな部分がある。

それは「王国は一日にしてならず!」あたりの台詞なのだが、あの時ナギは、普段はファンのこと「エンジェル」と呼ぶのに、その時だけは「君たち」と呼んでいる。

その場にいる人が全員エンジェルでないことをわかった上で、応援してくれる君たち、と全グループのその場を共有してくれているファンに向けて感謝を述べているのが好き。対して最後のMCではこれまでを支えてくれた「エンジェル」へとはっきり伝えている。

とっても些細なことだが、こういうところに帝ナギのプロ意識がでてくると思う。

 

ほらな、帝ナギは天才なんだ。 

 

 

そしてラストのMCの、「HE★VENSが僕たちの居場所なんだ」という言葉。あれを最年少が言うことの重みと、HE★VENSのつながりの強さがどれほどのものか、帰国するたびに考えてしまう。

HE★VENSメンバーもなかなかの家庭環境に育ってそうで、オタクはこれから供給されるであろうHE★VENSルートが本当に怖い。うっかり夢女になりそう。もうすでに夢女の人は、なんというか、大変だね。これからも元気にこじらせていってほしい。

 

 

さて、ここまで約5600文字に渡って帝ナギの魅力をお伝えしてきたが、少しは彼に興味をもってくれただろうか。せっかくなので、これから入国する機会のある方にはぜひ帝ナギの一挙一動に注目してほしい。どの角度でみても完璧なアイドルで惚れ惚れする。

私の語彙力が限界でこの程度でしかお伝えできないのが歯がゆいくらい、帝ナギは完璧なアイドルである。

 

 

 

 

 

 

最後に、

 

HE★VENSでの最推しは、天草シオンです。

 

 

 

 

は??????????????

 

 

 お付き合いいただきありがとうございました。

 

 

レンくん担っていいな。

 

 

終わってしまった。

2週間にわたった神宮寺レンくんのLove Weekが、終わりを迎えてしまった。

 

みんなどう???終わってから希望、見失ってる???

 

本当に楽しい2週間だった。

早く来るわけがないと思いながらも早々に仕事を切り上げ、馬鹿でかい通知音がなるように設定して、それまでに家事を終えてコーヒーを淹れて、おやすみと言われても25時半ぐらいまでは来るんじゃないかと待機して…

朝早く(といいつつ10時)にきたときにはTLがめちゃくちゃざわついた。アルバム発売日にレンくん担は何も言わずど深夜まで待機してて、レンくんがきた瞬間に集合して「やっぱりな」っていうの、最高にクールだった。

夜更かしのお誘いも最高に楽しかった。いつものごとく、来栖翔の株が爆上がりした。

 

何よりも毎日の薔薇が本当に癒しだった。最近仕事が忙しくて自分の嫌なところばかり見えてくるような日々が続いたのだが、「神宮寺レンくんに薔薇を捧げられている身」という自覚が私の崩壊寸前の感情のバリケードになってくれて、ストレスに変換されることが圧倒的に減った気がする。

 

まぁ帰ればレンくんから薔薇もらえるし??仕事のことなんてすぐに忘れられるし??

神宮寺レンくんのファンというアイデンティティーは、ストレス社会にすごく効くということを再確認した。

 

 

改めて、半月に渡ってレンくんと時間を共有できた日々に感謝したい。

そして、一緒に感情を共有してくれた同担たち。夢小説時代から培ってきたポエマーの血が騒いで長文ツイをしても、そっと手を握って共感してくれた同士たち。

あなたたちとレンくんの素晴らしさについて共有できた本当に夢のような時間だった。

 

 

 

ここから先は、レンくん担についての思ったことを話そうと思う。完全に個人の見解なので好き勝手言うのを許してほしい。

 

レンくん担は他担よりもとくに人の気持ちに敏感な人間が多いような気がしている。それを見ていると、神宮寺レンくんという重い過去を背負った完全無欠のアイドルを支えるのには、“共感”できる感受性が必要なのだと感じる。

 

自身とレンくんの中になにか共通する部分を感じ取っていて、ある意味コンプレックスの写しであるレンくんが幸せになっていくことで、「自分も頑張らなくては」と自分自身の励ましに変えている。

そして同時に、レンくんが前を向いて頑張っている姿や、辛いことを克服して成長していっている姿が、別のコンプレックスにも変わっていく。「私なんかがこんな素敵な人を応援しても良いのだろうか」「何も変われていない自分はダメなのではないか」といった感情を抱いてしまったことのある人は、少なからずいるのではないだろうか。

 

レンくんとの距離感を計るのは、とても難しかった。

本来なら知り得ないはずのレンくんのあれこれを私たちは知ってしまっているから、本当はそういうこと知られるのレンくんは嫌なんじゃないだろうかとか、ファンとはあまり近い距離でいたくないんじゃないだろうかとか、そういうことをつい考えてしまっていた。

 

私もレンくんに近寄るのが怖いと感じていた。

私の中での「レンくん」が「レン様」だった時代、もっと彼は崇高だった。そこから彼に関するコンテンツが増えていくたび、彼の人間らしさが浮き彫りになって、かわいい・愛しいという感情をたくさん持てるようになって、遠すぎる存在が少しだけ近づいた気がした。

その近くなる瞬間が怖くて、ファンと名乗るのなんて申し訳なさすぎるし、私なんぞがレン様を支えてますみたいな顔できねぇって心の底から思っていた時があって。

 

それでもレンくんはその壁を壊しにきてくれるぐらいファンに対して感謝と愛を持って接してくれていて、そしてなにより楽しそうにアイドルをやっている姿を見せてくれた。

あれ?もしかして私って神宮寺レンくんのファンなんじゃね?って自然と思えた瞬間が、私の中で「レン様」が「レンくん」に変わった時だったのだと思う。それからは「レンくん」呼び固執オタクをやっている。

 

今回の2週間、そしてアルバムを通して、そういったレンくんへのコンプレックスを克服できた人が多く見られた気がしている。救われた、と表現するのが一番近いかもしれない。

 

一度克服したとはいえ、私は今回の2週間でもコンプレックスが再発しそうになった。それでもレンくんをここまで成長させたのは自分たちが与え続けた愛があったからということをレンくんが言い続けてくれたし、新曲を聴くたびにそれを確認できる。そう考えるとマジでRRRと恋愛未来ってすげぇ曲だな。らびゅ。

 

皆のレンくんとの思い出は、どんなものなのだろうか。レンくん担とレンくんの思い出を語る会を週3で行いたいぐらい、私はレンくん担のことが大好きだ。

推しの大事なものを大事にしたいタイプの厄介なオタクなので、レンくんの大事にしているファンのことが私も大事である。たとえ相手が同担拒否で私のことをブロックしていても、そのブロックされていることさえ愛しいぐらい大好き。ちゅ。

 

 

少し前に“神宮寺レンくん、呼ばれ方気にしてるってよ事件”のせいで仕事が手につかなくなったが、あれについてはレンくんが自分を応援してくれているファンが自分にどんな思いを抱いてくれているのかを知りたかったのではないかと思うことで自己完結できた。ありがとう、ありがとう。

 

レンくんはきっと、いろんな声でいろんな風に呼ばれることに喜びを感じている。呼ばれ方やあだ名というのは、その人の中でどんな風にカテゴライズされているかを知ることができる。

「その呼び方に至るまでに、どんな思い出を共有してくれたんだろう」とレンくんは考えてくれているのだと思う。私たちファンがそうであるように、レンくんも共感性がたかいから、呼び方の分だけあるファンとレンくんの思い出を汲み取ってくれるのだろう。

 

名前はその人だけをさす特別な名詞だから、色々な呼び方をされることが必要とされているように感じられて、レンくんは好きなのかもしれない。

 

そう考えると、レンくんが周りの人につけるあだ名は、ある意味自分の存在を相手に示す手段なのかもしれない。相手の敬意と親しみはもちろん、「そんな呼び方をするのは神宮寺レンだけ」とわかってほしくてやっているのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

…………。

 

 

 

 

 

 

は??????????????????????????

 

 

自分で言っておきながらあまりにも愛おしくて理解できなくなってきた。

meijiのイチゴチョコを食べる手が止まらない。興奮してきた。たすけて。

これは純度100%の私の妄想であることを忘れてはいけない。しかしながら、私たちとレンくんは相思相愛なので、もしかしたら本当にそうなのでは…?と思わざるを得ない。つらい。

 

私がこうしてレンくんに対しての想いを文章にできていることさえも、昔では考えられなかったことだ。この2週間がとくにレンくん自身がレンくんとファンとの距離を縮めてくれたと思う。

 

 

レンくんほどのいい男が日々努力して、それを私たちは常に見守ることができる。

さらには彼から愛する人がいる素晴らしさを知ってほしい、そしてその相手がオレであればいいと思われているわけで。

 

レンくん担の人間を見る目が肥えすぎて、そこらの男じゃときめかなくなっちまうな。

いいのか…レンくんとの出会いが最後の恋なんだもんな………めちゃくちゃ幸せじゃん。

 

 

毎日ファンに薔薇を送ることで、枯れてもその薔薇の美しさとともに永遠にファンの記憶の中に残ろうとしてくる神宮寺レンくん、まじでずるい。

こんなに好きなのに、もっともっと刻みつけようとしてくる。めっちゃ独占欲かんじる。たくさんの人の記憶に残れるように生きていきたいって、もう、あんた十分や、私の8bit脳はあんたのデータでいっぱいなんや…(エセ関西弁警察勘弁してください)

 

レンくんはとっくに私の生きる糧になっている。

レンくんのことをずっと考えている自分が一番自分らしくて、私自身のことも少しだけ好きになれた。その機会を与えてくれたのは、間違いなくこの2週間だった。

 

しかもなんだよ最後の〜〜〜〜〜〜おめぇも綺麗な薔薇だよ〜〜〜すき〜〜〜〜〜

 

 

 

レンくんの命が終わるその瞬間まで、私は彼を見守り続けたい。

ファンのために輝き続けることを誓ってくれたレンくんを、全力で愛していきたいと、そう再確認させてくれた夢のような2週間だった。

 

レンくんも、一緒に楽しんでくれたレンくん担も、本当にありがとうございました。

これからもよろしくね!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

.

神宮寺レンくんと“信じる力”について真剣に考える

 

 

「信じる力を与えてくれたキミは天使さ」(2019.10.4. 神宮寺レンTwitter)

 

この一行に、とても深い意味を感じてしまった。

 

 

信じる力。

他人、家族、自分、仲間、ファン...

察するに、全てに対してレンくんは少なからず猜疑心を持っていたのだと思う。

 

彼はよくファンから愛を教えてもらったというけれど、その“与えられた愛を信じる力”についても与えてもらったものだと述べている。

 

 

自分に愛が向けられていると気づいたのはいつ頃のことなのだろう。

 

彼は学生時代、女子生徒にとにかくモテていた自覚はあっただろうし、向けられる視線が熱のこもったものであると感じていた。

けれども、それは家柄やルックスに集るものでしかなくて、レンくんにとっては一晩与えられるだけで十分だった。

 

それも一つの“愛”の形であると、レンくんは気づいていたのだろう。

一夜を共にした女性の中に、一晩だけでも全力で彼を愛したい、そして彼から愛されたいと望んだ情熱的な愛があったことを、彼が蔑ろにするようなことは決してなかったと思う。

きっと一度出会った人の名前と顔は絶対に忘れない。何年後かに当時のレディが彼と出会っても、彼は懐かしそうに微笑んでくれるだろう。

 

女子生徒たちから受け、一晩でも与えていたその愛が、彼の中で永続的なものにならなかったのはなぜか。

 

それは、当時のレンくんにはその愛を“信じる力”がなかったから。

 

 

当時の彼の中での愛の基準は、恋愛よりも家族愛が基準であったような気がする。

愛とは誰かに必要とされ、生まれた意味を知ることができるもの。

圧倒的にその存在意義を知る術が欠けていた彼の家庭環境のせいで、普通の家庭なら自然と知ることのできる“母親の無条件の愛”を知らないでいる。

家族愛と恋愛感情の差をあまり知らないが故に、レンくんが求めていた本質は、その両方を含めた“愛”をだと感じた。

 

むしろ、そんな家庭環境で育っていながら、純真なフェミニストに育ったことが奇跡だと思う。母親のような暖かさを求め、理想化してしまううちに、女性に対しての憧れが強くなってしまったのだろうか。そう考えると愛しくてたまらない。

 

 

自身の最大の魅力であるルックスを生かして、寂しさを隠して強がり、たくさんの人の目を浴びて、「みんなのもの」と称して不特定多数の愛や憧れを求めていた。

そこに集う女性との恋を「遊びの恋」と言っていたけれど、きっとレンくんはその一瞬だけでも、本気で相手と恋を楽しんでいるのだと思う。彼が女性たちを蔑ろにしないのは、そういう彼の姿勢によるものだと思う。

 

一夜明けてしまえば、信じる力のないレンくんはその愛が冷めることを恐れて距離を置く。そしてまた、新しい愛で埋めていく。そんな日々を繰り返していた。

 

レンくんに与えられた愛を信じる力があれば、一晩だけ抱かれたあの女子生徒たちの中に、永遠の愛となる出会いがあったのかもしれない。

彼が早乙女学園での1日を迎える理由となった彼女たちもまた、現在の神宮寺レンくんになるまでの道しるべの一つなのだと思う。

 

 

仲間と共に歩めるようになって大きなステージに立った時、向けられたファンからの愛の大きさに、彼は心底驚いたことだろう。

その愛は自身が努力すればするほどどんどん大きくなり、怖がりながらも強がりな一面を少しずつ剥がせるようになって素の自分が自然とでてくるようになっても、ファンが幻滅せずについてきてくれる姿を見て、少しずつ少しずつ愛を信じられるようになったのだろう。

 

何よりも、支えてくれる仲間の存在が非常に大きかったと思う。

 

今回のアルバムでしきりに書かれている「アイドルとして」という言葉。そのあとに続く言葉は、どれもファンに向けてだけでなく仲間と共に歩むことの覚悟のようにも感じる。ST☆RISHのみんなは、一つも漏れなく受け入れてくれているのだろう。

「皆と歌っていると生きていると実感できる」というようなことを最近レンくんは口にだすが、一緒にいると幸せになれる仲間と出会えたのは、間違いなく彼の人柄が為すことであるし、単なる運命という言葉だけで繋がれるような絆の深さではない。ファンとして、そういうST☆RISHを見るのがほんとうに好きである。

 

 

ファンや仲間が愛が背中を押して、自身のコンプレックスや過去と向き合える強さになった。過去を知っても皆が愛してくれると自信があったから。

 

「人に幸せを与えるには、まず自分から……ってね」

この言葉が彼自身から出てくることが、本当にすごいことだと感じる。

 

 

こうして成り立つアイドル神宮寺レンくんとファンの時間が、約9年。

 

 

互いにここまで深くつながるのに必要な年数だった。

 

ファンとレンくんの相思相愛っぷりについては、わざわざ語ることでもないだろう。

 

 

 

 

 

 

最後に、総括。

星影セイラ、マジですごい。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

.