音がデケェ上映と音が綺麗な上映
地元で再び入国ゲートが開かれた。
うれしい……うれしいよ……仕事が終われば会いにいけるんだぜ……?
というか、単純に一年のうちの3分の1を入国させてもらえてるってすごいことじゃないか??もはや入国じゃなくて帰国って言ってるオタクたちが増えてきてるのとっても楽しい。移住権ほしいよな、わかるよ。
まぁ私はThe peggiesの遠距離恋愛を聴きながら遠距離恋愛を想像するのが好きなので絶対入国って言い続けますけど(は?)
今更になって王国のことを書き始めるとか遅いと思う方もいるとは思うが、今回書き始めたのには訳がある。
そう、今回、この辺境の地でウルティラと爆音映画祭の同時開催が行われた。県をあげてのお祭り騒動になっても良いと思うのだが、あいにく世の中はハロウィンムード。地味ハロウィンまで開催される始末。
ということで、今日は1日で別開催を2つ見られるという夢のような体験をした熱に溺れたままレポを書こうと思う。音響に関するネタバレしまくるので、これから体験される人はぜひご自分で体感していただきた。
まず、先に体験したのは爆音上映。
土曜日にウルティラとのはしごを企画していたのだが、爆音上映が4日間限定ということもあって、フライングにフライングを重ねて木曜日に入国した。
正直“爆音”なんて名前がついていることもあって、バカデカサウンドで鳴るだけでしょ?アホだから音がでかけりゃ楽しいと思ってる私にはちょうどいいかな、なんて考えていた。そもそもこの地ではとっくに入国ゲートが閉じられていたので、電車で通える範囲で入国できることが嬉しかった。
わくわくしながらシアターに入ってすぐ目に入ったのは、スクリーンの下に配備されたスピーカーたち。余裕で小学3年生ぐらいの高さはある(正直あんま覚えてないけどめちゃデカかった)。
そこで私は察する。
おいおい、これはただのお遊びじゃねぇな、と。
私小学生からずっとカナル式イヤホン愛好家だから鼓膜も聴覚もとっくに瀕死になっちまってるんだが、いよいよとどめを刺されるんじゃないかとドキドキした。それぐらいガチのセットだった。
席は後方の中央寄りの右。久々のキンブレの動作確認と、時間が遅かったため、帰りの電車を調べて待っていた。両サイドは埋まっていた。
特別上映ということで映画予告がなく、いきなり音也と嶺二と瑛一の挨拶がはじまる。その時点ではあまり音の違いに気づけなくて、あれ、思ったよりも変わらないかも。なんて思っていた。
そして舞台はロンドンへ。そのあたりから爆音のすごさが出てくる。鳴り響く靴音、車掌のホイッスルが鼓膜をビリビリと刺激する。
そして各アイドルが一人ずつでてくるときのBGMが流れ始めて、「音也ー!」と叫んだとき、あまりにも両サイドが静かすぎてびっくりしてしまった。
しかし、見ている限りでは声を出していそうな雰囲気。ここで、爆音がまじで爆音すぎてその場の応援の声が全然聞こえないことに気づく。
え、まじ?そんなでかいの?そうそうに鼓膜やられた?
頑張って隣の声を聞こうと思ってやっと聞き取れるぐらいで、通常の公演より音がでかいのだと体感した。
そして、ファンプレ。音が大きい分、ST☆RISHのおみ足が見えてきたあたりの静かなところが強調されて、ファンプレを歌い出した瞬間、泣き崩れそうになるぐらい鳥肌がたった。
みんなの歌声がいつもよりもはっきりと届いて、一気に感情が高まる。キンブレを振るのも、応援するのも忘れてしまうぐらい音に圧倒された。歓声もすごい。でもちゃんと歌声が聞こえる。
若干のパニックになりながら、それでも精一杯応援して、たくさん推しを眺めて、心の中で「これ生きて帰れるんか?」って本気で考え始めた。
そして案の定、カルナイのアカペラで心臓がギュって握りつぶされる。
いやアカペラばちくそキレ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
カミュの低音も藍ちゃんの高音もめちゃくちゃ響いて、ここでも再び泣きそうになる。
そしてギター!お前!めちゃくちゃかっこいいな!!??間奏部分で改めて感じてしまった。ザ・ワールド・イズ・マーーーーーイン!!!!!!
からの、個人的に一番好きな曲、GIRA×2 SEVEN。
この曲はいつもよりドラムの音がはっきり聞こえて、かつAメロBメロのバックサウンドが割と静かな曲なので、サビとの緩急も引き立って、GIRA×2の楽しさも100倍。サックスめちゃくちゃエロい。
結構大きめの声でギラギラしても全然平気なの最高に楽しい。隣の大和担(たぶん)も狂ってた。楽しかった。
その後も音の大きさに圧倒されながら、めちゃくちゃ楽しんだ。
全体を通して、ライブ感が強くて本当にマジラブキングダムのために企画されてるんじゃないかってぐらい相性がよかったと思う。
実際のアイドルの現地に行ったことのある方ならわかると思うが、現地は案外隣の人の声を聞くのって大変で、それぐらい音がでかい。その感覚だった。
続いては、ウルティラ。
マチュピチュか?ってぐらい山奥の中にできたアウトレットにウルティラがあるときづいたのは、各地でイオンシネマでウルティラ上映やるぞ!と話題になったときだった。まさかこんな田舎にウルティラなんぞないだろうと甘い気持ちで検索かけたら、あった。マチュピチュに(倒置法)
バスにのってアウトレットに向かうと、今から峠を通過するからバスが揺れるんで注意してくれよな!ってアナウンスが流れるぐらいはマチュピチュ。
ウルティラが地元にあると知ったとき、私の少ない人脈を駆使して、そしてオタクの裏アカの数だけあるメアドを駆使して、ウルティラやってくれーーー!と脅迫メールを送りまくった。
その甲斐あって、2週間のうち1週間はウルティラ上映が確定して、歓喜した。私も生きてるって実感できたよ、レンくん。
こりゃあチケット戦争大変だ、と、あの血で血を洗った午前0時のチケット戦争を思い出しながら、久々の感覚に血が騒いで、ワクワクしながらまっていた。
しかし、344席という地元では過去最大の規模で開催された割には中央にしか人がいなくてあっさりチケットが取れてしまって、少しがっかり。まぁマチュピチュだしな……
行きたいけど行き方わかんないっていうプリンセスのためになら、主要駅からのプリンセス・エンジェル限定のマチュピチュ入国ゲートご案内ツアーも企画できるから、来ることがあれば声かけてくれよな!
それはさておき、ウルティラの通常の放映との違いについて。
真ん中より少し後方の左寄りの席を取った。歓声も結構聞こえる。
ウルティラの良いところは、細かいところまで音が聞こえるところだと感じた。歓声がいつもより近くで叫んでるように聞こえるから、現地のアリーナ席にいるような気分になれるし、ハモリパートまで鮮明に聞こえる。一つ一つ細かいところまで拾いやすい音質だった。マイボーイのくだりが特にわかりやすい。マイボーイ、割と人数いた。
ライブ、というよりかはライブビューイングをしている感覚が近いかもしれない。より映画という体感が強い気がした。それだけ音質は綺麗だし、画面も大きい。普通の上映とは全然違った。ウルティラも迫力があるのだが、いかんせん爆音を聞いてしまうと、そっちの迫力がすごすぎて、綺麗な音だな、という感想のが勝ってしまう。それでもはっきり聞こえる歓声を楽しむことができたし、アイドルの息遣いの一つ一つまで耳を凝らして聞くことができるから、違った魅力があって面白い。新たな発見が多いのは、ウルティラの方かも。
特にウルブラの始まる時のブレス。あれは普通の上映でも鳥肌がたつけど、ウルティラだとまるで隣で吸ってるんじゃないかと思うぐらい綺麗に聞こえる。さすが立体音響を謳うだけあって、音が降ってくるような体感なので、彼らの音楽をはっきり楽しみたい時には、ウルティラ前方はめちゃくちゃ楽しいと思う。
あとレンくん担として、レンくんが軽く笑って話し出す時の笑い声がはっきり聞こえて、隣で笑ってるのかと思った。夢女大興奮事案。レンくん担は是非聞いてみて。
画質も良かったし、画面が明るく感じた。ライビュ気分を味わいたい人には本当におすすめ。超楽しかった。
総括
ライブ感が強いのは 爆音上映
新しい発見が多いのは ウルティラ上映
どっちも魅力があってすごく楽しかった。
開催してくれた109シネマズ 、そしてイオンシネマ、本当にありがとうございました。
ぜひまたやってくれよな!!!!!!!!!!